デザインプロファイラ

デザインプロファイラは、シミュレーション実行でどの部分が一番時間がかかっているかを示す機能です。全体のシミュレーション実行を速くするためにその部分の記述を変更する、あるいはハードウェアアクセラレータで実行させるといったボトルネック解消方法を考える手段となります。

チック・ベースのプロファイリング

Riviera-PRO でのプロファイラはチックベースです。つまり、CPU チックの数と個々の HDL ステートメントの実行に必要な秒数を計算します。プロファイルデータは、小さいデザインであっても、非常に正確で信頼できます。そのため、個別の構文やコーディングスタイルのテストのケースを作って、どのような記述がより速くシミュレーションを実行するか確かめることができます。このような実験はサンプリングベースのプロファイルを行うシミュレータでは困難です。

プロファイラウィンドウ

プロファイル結果はプロファイラウィンドウで表示されます。ウィンドウで最もシミュレータに負荷のかかっている部分 (すなわち、最も実行時間のかかっている部分)を容易に把握することができます。コードを改善するか、あるいはコンパイルに最適化オプションを設定することによって、際立ってシミュレーション時間を削減できる場合もあります。リグレッションテストの実行前に、このようなデザインの最適化は特に有効です。1つの変更が何日もかかる検証を何時間という単位に短縮できるケースもあります。

Profiler Viewer

ハードウェア・アクセラレーション

デザインプロファイラからのデータによってハードウェアアクセラレーションを行う際の指標を得ることができます。ハードウェアアクセラレーションは、ハードウェアに、プロファイラで示されたシミュレーションに時間のかかっているデザインをハードウェアに実装し、アクセラレータボード上でそのデザインをシミュレーションするというコンセプトに基づいています。ハードウェアアクセラレーションの詳細については HES をご参照ください。


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