コンパイル
HDL コードのダイレクトコンパイル
VHDL, Verilog 及び EDIF はシステムライブラリとしてダイレクトにコン
パイルされます。つまり、初めに C コードを生成してから、プラットフォー
ム固有の実行ファイルを作成するという時間のかかるプロセスではありま
せん。このダイレクトコンパイル方式によって高速なコンパイルを実現し
ています。
コンパイル・オプション
Riviera-PRO のコンパイラには各種オプションを設定することができます。オ
プションを設定することで使用者のニーズに応じたコンパイルを行うこと
ができます。例えば、最適化レベルの設定、暗号化レベルの設定などが可
能です。
最適化
検証プロセスの段階に応じて最適化のレベルを変えることが一般的です。
例えば、バッチ・シミュレーションではスピードが要求され、デバッグ・
モードではデザインの可視性が要求されます。Riviera-PRO のコンパイラには
「-On」オプションが設定可能です。5段階の最適化レベルからオプション
を選択することができます。最適化のレベルを上げれば、シミュレーショ
ン実行が速くなり、レベルを下げることでデザインを可視性が上がります。
インクリメンタル・コンパイル
大規模デザインでの再コンパイルは非常に時間がかかります。Riviera-PRO の
VHDL, Verilog コンパイラはデザインソースのハッシュテーブルを作成し
ます。そして、修正されたコード部を検出し、その部分のみを再コンパイ
ルします。ソースファイルをタイムスタンプでモニターする方法よりも高
速な実行を可能にします。
IP プロテクション
IP コアのプロテクションは多くのアプリケーションでシミュレーション
モデルを提供する際に必須です。Riviera-PRO では2種類のプロテクションを
用意しています。ライブラリ・プロテクションとソースコードの暗号化で
す。
VHDL と Verilog コードはコンパイル時のオプション設定によって、シミュ
レーションの実行は可能でありながら、内容の解読やリバースエンジニア
リングが不可能なライブラリを生成します。このように作成されたライブ
ラリは安全に配布することができます。
ソースコードの内容を解読されたくない場合には、判読不可能な形式に暗
号化することができます。暗号化されたコードであっても Riviera-PRO でコ
ンパイルすることができます。
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