ドキュメント作成支援
設計デザインがますます複雑化するにつれて、ドキュメントの整備が重要となってきています。
設計チームは、他の設計チームとプロジェクトのデザインレビューを行う必要があります。
プロジェクトによっては違うフロアや部署、時には異なった国とのやりとりを行わなくてはならない場合もあります。
Active-HDL は、ドキュメント作成を支援する機能を提供しています。
作成されたデザインは、ウィザードによってドキュメントとして簡単に作成することができます。
また、バッチ処理による実行も可能です。
HTML 出力
Active-HDL のワークスペース(.aws)を HTML へ出力することができます。
HTML を社内ウェブなどに掲載し、ブラウザを使用してどこからも閲覧することが可能です。
出力された HTML は二つのフレームで構成されます。左側のフレームにはデザイン構造を示すツリーが表示されます。
右側のフレームにはソースファイル、ブロックダイアグラム、ステートマシンまたは波形などが表示されます。
下の図は、HTML への出力結果のデザイン構造とブロックダイアグラムを表示しています。

ブロックダイアグラムから出力された HDL コードをタブを切り替えて確認することができます。

ステートマシンダイアグラムについても同じように、グラフィカル表示と HDL コードを切り替えて確認可能です。
作成されたソースコードは Active-HDL の HDL 専用テキストエディタと同じ形式で表示されます。
インデントの設定やシンタックスのハイライト表示も作成されたそのままの形で表示されます。
出力されたドキュメントには波形ファイルも含まれます。
波形のタイムスケールも設定されます。波形ファイルが大きい場合には、複数のファイルに分割することもできます。
出力されたファイル容量は非常に小さい為、ブラウザでの表示もストレスなく行えます。
波形表示ページの上にはナビゲーションをするためのツールバーが表示されます。
PDF 出力
ワークスペースやワークスペース内の個々のデザインを PDF に出力す
ることができます。 PDF 出力の際にはウィザード形式による各種設定が
可能です。出力された PDF ファイルには、HDL ソースコード、ブロック
ダイアグラム、ステートマシン、波形ファイル、デザイン階層構造などを
含めることができます。標準のビットマップ形式での PDF 出力に加えて、
ベクター形式での PDF 出力もサポートしています。(ベクター形式の出力
は Active-HDL Pro では標準機能、Active-HDL ではオプションによって
ご使用可能です。)

PDF ファイルは一つのファイルで出力することが出来ますので、HTML 出
力では複数の HTML ファイルが生成されてしまうのと比べてデータの受け
渡しに便利です。プリントも容易に行うことができます。
グラフィック変換機能
Active-HDL のグラフィック変換機能によって HDL コードやEDIF ネットリストをグラフィカルなブロックダイアグラムに変換することができます。
テキストで記述された HDL コードよりもグラフィカルな表示により視覚的にデザインを把握することができます。
特に階層構造の複雑なデザインや多くのコンポーネントによって構成されているデザインの把握には有効です。
このグラフィック変換機能は、HDL で記述されたコントロールロジックをグラフィカルなステートマシンに変換することもできます。
グラフィカルに変換されたデザインは、ドキュメントだけでなく、更なる開発にも使用することができます。
つまり、そのグラフィカルデザインは Active-HDL で再編集してシミュレーションを実行することができます。
そこで編集されたグラフィカルデザインは、シミュレーション時にデバッガとして活用することができます。
シミュレーション実行中のステートのハイライト表示やブロックダイアグラムのポートは自動的にプローブされ入出力の値を確認することができます。
(詳細はデバッグ機能
をご参照ください。 )
ドキュメント生成の自動化
HTML/PDF 出力は、バッチ処理が可能です。
そのため、ドキュメント生成を自動的に行う処理を組み込むことができます。
例えば、週末のデザインを自動生成したり、リビジョンコントロールツールでアップデートされたファイルを自動生成するといった、
設計チームが必要な情報を出力するような処理が可能です。
また、過去の設計資産などの大量のファイルをバッチ処理によって効率的に生成させるといった使用方法も考えられます。
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